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日本人が他の先進国に比べて給料が低いわけ

日本人が他の先進国に比べて給料が低いわけ

日本人の平均年収は大体どれくらいか知っていますか?

最新の国税庁による民間給与実態調査によると、日本人の平均年収は436万円だと言われています。

この金額は、平成13年のピーク時からほぼ横ばいとなっています。

 

賃金の推移

悩み人
ほぼ横ばいなら別に悪い金額ではないような。。。

確かに、目に見えて減っているわけではないので、危機的状況というわけではありません。

昭和から令和に至るまでの過去の月額給与平均を見ていきましょう。

過去40年以上を遡ると月収の推移は下のグラフ(出典:厚生労働省)のようになっており、このグラフに消費税の推移を重ねると、単純に出費は増加していることがわかります。

しかし、収入は失われた20年と言わんばかりに増えていません。

日本の過去40年以上の月収の推移

さらに、携帯の普及により、通信費などの固定費項目の増加や、機種代といった出費も考慮すると、月額収入が横ばいのままでは、少々物足りないと思う人が多くても無理はないでしょう。

 

海外の給与推移

では、同じように海外の給与推移はどうなっているのでしょうか?

OECD加盟国36カ国の平均賃金を比較したグラフによると、日本は36カ国中下から数えて12番目。

G7(アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、日本、イタリア、カナダ)の中で日本は最下位という結果でした。

このデータは2019年のものですが、この時日本はGDP世界3位という世界の中でも景気が良い国という位置付けで、この位置です。

世界の給与推移

また、2014年まではお隣韓国よりも高い平均年収を維持していたが、2015年を境に追い抜かれてしまっています。

何が原因なのか、その理由として考えられることを推測していきましょう。

日本の賃金が低い理由

なぜ日本の平均年収は他の国に比べて低いのか。

その理由は、終身雇用制度が発達しているかつ工業が盛んだからであると推測されます。

終身雇用の影響

終身雇用が労働者へ支払われる賃金にどんな影響を与えているのか。

理由は、雇う側つまり会社としては、どれだけ無能な人がいても簡単にクビにすることはできません。

もちろん業績の悪化に伴ったやむを得ない理由などは例外としてクビにできますが、基本的には年功序列でじわじわと給料を上げながら何十年と雇うことが前提の採用となっています。

つまり、日本企業側からすれば、優秀かどうかわからないけど、来てくれたら今後数十年は安定した収入を得られるよ!でもその代わり400万円スタートでじわじわ上がるまで我慢してね!といった感じになります。

逆にアメリカのようにいつでもクビにできる雇用体系では、こんなことができる人には1,000万円渡します!その代わり成績が悪かったら給料は当然下げるし、クビもありえるから頑張ってね!といった具合です。

つまり、日本の雇用体系が賃金を上げることが難しい原因の一つになっているのです。

工業が盛んなことの影響

次に工業が盛んなことによる影響ですが、工業では生産ラインが止まってしまうことが一番の死活問題です。

逆に、生産ラインさえ止まらずに動き続けてくれれば、文句はありません。

そして終身雇用のように安定志向の働き方が工業にはぴったりなのです。

どういうことかというと、お客さんからすれば、部品を買う先が潰れてしまって、その影響で自社の生産ラインが止まってり、生産中止になってしまうというリスクがあります。

そこで、終身雇用で向こう数十年真面目に働いてくれる労働者がおり、さらに長期雇用により愛社精神が生まれ、賃金以上の働きをしてくれる人も出てきます。

結果、安くて安定した労働が選ばれ、高度経済成長に繋がり、今日に至ります。

 

年収を上げる方法

日本全体の平均年収を上げたい!と思っても簡単にできない話なので、せめてここまで読んでくださったあなたにお伝えできることは年収を手っ取り早く上げる方法です。

副業

コロナの影響もあり、副業に手を出している人も増えていることでしょう。

ここでは、具体的な紹介はしませんが、副業はリスクを取らずに収入を増やすとても良い手段です。

しかし、本業も副業も頑張りすぎてしまって家族との時間がなくなってしまったり、体を壊してしまったりしないように気をつけましょう。

副業について詳しく知りたい方はこちら

投資

投資も有効な年収を上げる方法となります。

配当金が年4回の企業もあります。

配当金と運用方法をうまく活用できれば十分副収入として成り立たせることができます。

ですが、収入として成り立たせるためにはそれなりの資金が必要になるので、いきなり投資で収入を上げることは難しいです。

元手が少ないうちは、少額でも取引できる証券会社を利用して取引の練習をしておくことをお勧めします。

投機

投資をするにも資金が少ないという方は投機にトライしてみるのも良いかもしれません。

投機とは、短期間の取引の差額で利益を狙う行動のことです。

例えばFXなど。

FXは、口座に入れている必要証拠金以上のお金が減ることはほぼあり得ません。

ローソク足のグラフを読む練習にもなるため、少額から初めてみてはいかがでしょうか?



転職

最後に、一番手っ取り早く収入を上げる方法です。

それは、転職です。

転職は、ストレスや人間関係などの理由以外に収入アップのために行う人も少なくありません。

もちろん必ずしも上がるわけではないですが、希望の条件が見つからなければ転職しなければいいだけの話です。

現在の自分の市場価値を知る意味でも登録しておいて損はないと思います。

 

まとめ

現状、日本の平均年収は過去数年間上昇していません。

世界全体を見ると上がっている国が多い中、GDPは良く、極端に貧しいわけでもないですが、個人個人に落とし込んでみると、給与は少なく感じるでしょう。

自分の将来は自分が行動しなければ何も変わりません。

今が人生で一番若い日です。

しっかり考えて各々自力で年収を上げましょう!

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